
LINEを使ったキャンペーンは、友だち登録やトーク画面でのやりとりで応募できるタイプのもの。LINEユーザーなら簡単に応募できるというメリットがあります。ここではLINEキャンペーンの事例や、メリット・デメリットを解説していきます。
LINEキャンペーンとは?
LINEを使ったキャンペーンには、誰でも参加できるオープンキャンペーンと対象者が限られているクローズドキャンペーンの2つに分けられます。前者は対象のLINEアカウントの友達登録をするだけで応募できるものなど、後者は商品やサービスの購入後にLINEを使って応募するものが挙げられます。
LINEキャンペーンを行うことで、公式アカウントの友だち登録者が増え、情報発信やコミュニケーションがとりやすくなります。またLINEは多くの利用者がいるため、新規顧客獲得のハードルが低いことも挙げられます。
LINEキャンペーンのメリット
LINEではプライベートな利用環境で企業公式アカウントと直接コミュニケーションが行えるため、メッセージ配信やクーポン配布による高い開封率・反応率を期待できます。友だち登録を条件に設定すれば新規顧客リストを効率的に獲得でき、取得した属性情報や行動履歴を活用してパーソナライズした施策を展開することも可能です。また1対1の対話形式で応募を受け付けることでユーザーの離脱を防ぎ、代理店はシステム開発や事務局運営、景品配送をワンストップで対応できるため、DMKのようなパートナーが担うことで提案の幅が広がります。
LINEキャンペーンのデメリット
一方で、LINEは基本的に1人1アカウントの利用が前提のため、プライベート利用との線引きで友だち登録をためらわれるケースがあり、新規獲得の伸びが鈍化する可能性があります。加えてトーク画面はクローズドな環境であるため情報拡散性が低く、ソーシャル拡散を重視する場合は他のSNSと連動した施策が必須となります。メッセージの頻度や内容を誤るとユーザーのブロックや離脱を招きやすいため、安定した運用リソースと継続的なモニタリング体制の確保が欠かせません。
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LINEキャンペーンの事例
クローズドキャンペーン
レシート画像を送るとQUOカードが当たる
鏡餅の販促キャンペーンの事例で、期間中に対象商品を購入したときのレシートを送ることで応募できます。抽選で2022名にQUOカードやQUOカードPAYがプレゼントされるというもので、キャンペーンによって競合商品との差別化を狙うことができます。
LINEポイントがもらえるキャンペーン
サントリー食品の飲料キャンペーン。対象商品を2本購入して、ボトルに貼ってあるシールからキャンペーンへ応募するとLINEポイント100ポイントが必ずもらえるというもので、誰でも簡単に応募できることから参加意欲を持たせやすいキャンペーンとなりました。
2,000円相当のポイントが当たるキャンペーン
三井住友銀行のキャンペーンで、LINEで友だち登録をしたうえでネットバンクを連携すると抽選で2,000円相当のVポイントが当たるというもの。連携することで、LINE上で入出金明細や残高が見られるようになり、ユーザーにもメリットがあるものとなっています。
まとめ
LINEキャンペーンは友だち登録やトーク画面でのやり取りを応募条件とし、オープンキャンペーンで気軽に友だち登録者を増やしたり、クローズドキャンペーンで購入者限定の応募体験を提供したりできるプロモーション手法です。多くの利用者が日常的に使うプラットフォーム上で企業アカウントとの接点を作ることで、顧客接点の強化やブランドロイヤルティの醸成を図りつつ、広告コストを抑制できます。
LINEなどのSNSキャンペーンに対応している会社リスト
LINEは、TwitterやInstagramとは違って独自のシステムを使う必要があります。公式アカウントの運用など、専門的な知識とノウハウも欠かせません。そこで、LINEを使ったキャンペーンに対応できる業者を以下に挙げます。ぜひご活用ください。



