キャンペーンの実施をすべて自社で完結するとなると、対応業務が大幅に増え、担当者の負担が大きくなります。そこでおすすめなのが、キャンペーン事務局に依頼する方法です。 ここではキャンペーン事務局に依頼するメリット・デメリットを紹介します。
キャンペーン事務局に依頼するメリットとは?
キャンペーン事務局に依頼するメリットは大きく4つあります。
業務負担を軽減できる
キャンペーン事務局への依頼パターンは大きく2つあります。1つがキャンペーンの実施を丸ごと依頼するパターンとスポット的に一部の業務のみ依頼するパターンです。どちらのパターンでも、キャンペーン事務局に依頼することで業務負担を軽減できます。
また問い合わせへの適切な対応も可能になります。問い合わせ窓口は休日も明けておかなくてはいけませんが、自社だけでは難しいケースがあるでしょう。キャンペーン事務局を利用すれば、24時間365日の受付対応も可能になり、問い合わせ対応業務に割いていた人員をほかの業務に充てられます。
専門知識が豊富である
キャンペーン事務局はキャンペーンの専門知識が豊富です。キャンペーンをスムーズに運営し、かつ成果も出すためには十分なノウハウが必要になります。キャンペーンを成功させるためのノウハウ・設備を持っているため、これまでにキャンペーンを実施したことのない場合でも安心して任せられるでしょう。
セキュリティ体制が整っている
キャンペーンでは応募者の個人情報を扱うため、セキュリティ対策を整える必要があります。キャンペーン事務局はセキュリティ対策が整っているため、大切な個人情報の収集・管理・廃棄を任せることが可能です。
また近年増えてきているSNSやインターネットを使用したキャンペーンにおいても、セキュリティ対策が厳重なキャンペーン事務局に依頼するのがおすすめです。プライバシーマークを認証取得している業者であれば、さらに安心できるでしょう。
委託業者を選定する際には、PマークやISMS認証を取得しているかどうかを確認してみてください。
キャンペーン後のデータ分析もできる
キャンペーンを実施する際は、開催後のデータ分析も重要です。キャンペーン事務局はキャンペーンの知識・ノウハウに長けているため、データ分析も任せられます。分析結果をもとに、今後の企画改善に活かすこともできるでしょう。
キャンペーン事務局に依頼するデメリットとは?
キャンペーン事務局に依頼するデメリットは2つあります。
自社にノウハウや知識が蓄積されない
キャンペーンを外部に委託するため、自社にノウハウや知識が蓄積されません。委託業者のノウハウ・システムに頼ってキャンペーンを実施することになるため、ノウハウは委託業者側に蓄積されていくこととなります。自社でキャンペーンを実施するとなった際、人手・知識不足によって思うような成果が得られない可能性があるでしょう。
業者に全ての業務を依頼するのではなく委託業者の業務を監督していくことで、自社にノウハウ・知識を蓄積しながらキャンペーンを実施できます。担当者がキャンペーンの全体を把握していることが重要です。
コストがかかる
キャンペーン事務局への依頼はコストがかかります。依頼範囲や規模、期間によって費用相場は異なりますが、データ入力をスポット依頼する場合は1項目2円から、業務を丸ごと依頼する場合には1プロジェクトあたり月額10万円からが目安です。依頼範囲が広くなるほど費用が高額になりやすいため、コストを抑えたい場合はスポット依頼の範囲をよく検討する必要があります。費用対効果に見合った内容で依頼するのが望ましいです。